本圏域は、喜多方市・北塩原村及び西会津町の1市1町1村から構成され、福島県の西北部に位置して、東京から北西に約300km、県都福島市から西南に約100kmの地点にあり、西は新潟県、北は山形県との県境に接して三方を飯豊山地、越後山脈、磐梯吾妻の山並みに囲まれています。
圏域の総面積は、1086.89kuで、福島県全体の約7.9%を占めています。
自然条件は、山岳地帯に囲まれて飯豊山を筆頭に1,800mを超す山が五指を数えており、地形的にはこれらの山間地域と、喜多方市を中心とする会津盆地の平坦地域とに分けられ、平坦地域である会津盆地は、奥羽山脈とそれに並列する越後山脈の間に生成している地形で、河川は阿賀川水系の一級河川が数多く、しかも会津盆地に流れるすべての河川が当圏域内で合流するという河川集中の圏域でもあります。また、桧原湖をはじめ、秋元湖・小野川湖・五色沼等大小の数々の湖沼が点在し、県内唯一の国立公園磐梯朝日を有して、変化にとんだ自然景観をつくりだしています。
|